こんにちは。佐々木真由美と申します。神奈川県で在宅介護をしながら、80代の母とふたり暮らしをしています。
在宅介護を続けるなかで、たくさんの悩みや壁にぶつかりながらも、少しずつ試行錯誤を重ねてきました。自宅で親の介護を経験し、生活の中で感じたリアルな気づきや工夫を、同じような立場にいる方に届けたいという思いで情報発信をしています。
介護の負担を一人で抱え込まず、ときには制度やサービスをうまく活用しながら、無理のない介護生活を一緒に目指していきましょう。
夜中のトイレ介助は、介護する側・される側の双方にとって非常に大きな負担となりやすいものです。
私自身、実際に家族の介護に携わる中で、特に冬場の寒い夜などは、眠気や室温差による体調不良のリスクも加わり、一層の注意が必要だと痛感しました。
高齢者や体力の低下した方にとって、夜間の移動は想像以上に危険を伴い、ちょっとした段差でも転倒事故につながることがあります。
そのため、夜中のトイレ介助を少しでも安全かつラクにするためには、適切な道具を取り入れることが非常に重要です。
この記事では、私自身の介護体験をもとに厳選した、夜間のトイレ介助を大幅にラクにしてくれる5つの便利アイテムと、それらを効果的に活用する手順について、詳しくご紹介していきます。
1. ベッドサイドポータブルトイレ
ベッドのすぐ横にポータブルトイレを設置することで、夜間に眠気まなこで廊下を歩く必要がなくなります。
これにより、特に高齢者や体力の低下した方が夜中に転倒して骨折などの大きな事故につながるリスクを大幅に軽減することができます。
私自身、家族の介護中に夜間のトイレ移動で何度もヒヤリとした経験があり、ポータブルトイレを導入したことで介護の安心感が格段に向上しました。
また、本人も『寒い廊下を歩かずに済んで助かる』と喜んでくれたのが印象的でした。
夜間に何度もトイレに行く必要がある方にとって、ベッドサイドポータブルトイレは生活の質(QOL)を守るための心強いアイテムとなります。
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アロン化成 安寿 ポータブルトイレ FX-30S らくゾウくん

いろいろ迷った末、我が家でたどり着いたのがこちらでした。
決め手になったのは、30cmまで上がる可変ひじ掛けと前傾姿勢をサポートするグリップです。
立ち座りのたびに体をしっかり支えられるので、夜中に転倒しかけるヒヤリとした瞬間がゼロになりました。
ひじ掛けはワンタッチで高さ調整でき、体格や体調の変化にもすぐ対応できるのが本当に便利です。
また、座ったまま自然に前傾できる設計のおかげで、排泄にも時間がかかりにくくなり、
寒い夜でも短時間でベッドに戻れるようになりました。
見守り回数が減って、介助する側の負担も大幅に軽くなりました。
さらに嬉しいのは、節水バケツと小型キャスターが標準装備されている点でした。
たった1Lの水で汚物処理ができ、使い終わったら片手で転がして片付けが終わります。
深夜でも床を汚す心配がなく、片付けにかかる時間も数分ですみます。
便座の高さは35〜49cmで調整可能なので、マットレスの高さと合わせることで腰への負担も少なくなりました。
冬場は暖房便座タイプを選んだので、冷たさにびっくりする心配もありません。
購入前に注意したいのは、少し重め(12kg台)なことです。
ただし、置き場所さえしっかり決めてしまえば、この安定感はむしろ心強いと感じています。
2. 人感センサー付きナイトライト
立ち上がった瞬間だけ優しく自動点灯し、眩しすぎずに足元をしっかり照らします。
これにより、夜間に寝ぼけた状態でも安全に歩行することができ、スイッチを探す手間も省けます。
私自身、家族の介護をしていた際、暗闇の中でスイッチを探すのに手間取ったことが何度もあり、その間にバランスを崩して転びそうになった経験があります。
人感センサー付きナイトライトを導入してからは、起き上がった瞬間にふんわりと光が灯り、安心して移動できるようになりました。
光が強すぎないため、まぶたに負担をかけずに再び眠りにつきやすい点も大きなメリットです。
夜間にトイレに行く頻度が高い方や、寝ぼけている高齢者にとって、センサーライトは転倒防止だけでなく、快適な生活リズムを維持するためにも欠かせないアイテムだと実感しています。
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「夜中にベッドから立ち上がった瞬間、真っ暗でどこに何があるか分からない」という不安を一掃してくれたのがこの商品です。
このライトの良いところは、人感+明暗センサーがついていて、立ち上がったタイミングだけふわっと点灯してくれることだと思います。
また、1〜120ルーメンの無段階調光ができるので、高齢の家族用には眩しすぎない「うっすら灯り」、介助する私たちは最大光量でしっかり足元確認、と使い分けもバッチリできました。
設置もとても簡単で、コンセントに挿すだけです。
しかも手のひらサイズで、下の差込口もふさがらない設計なので、ベッド脇・廊下・トイレ前・階段上と、好きな場所にすぐ配置できます。
さらに、LED省エネ設計なので、4個フル稼働でも電気代は月に数円レベルです。
電池交換の手間も不要です。
Amazonのレビューの中には「点灯時間がもう少し短いといい」という意見もありましたが、我が家では90秒消灯でちょうど良く、介護中でも特に困る場面はありませんでした。
我が家ではベッド脇、廊下のカーブ、トイレ前、階段上で4個すべて使用中です。
夜間の介助も家族の移動も、安心感がぐっと高まりました。
3. ベッドサイド手すり(起き上がりバー)
上体を起こしたり立ち上がったりする動作を、一人でも安定して行えるようしっかりサポートしてくれるのがベッドサイド手すり(起き上がりバー)です。
特に高齢者や筋力の低下した方にとって、ベッドからの起き上がりや立ち上がりは非常に大きな負担となり、無理をすると転倒や腰への深刻なダメージにつながる危険があります。
私自身、介護中に家族が無理に立ち上がろうとしてベッドの端でぐらついた姿を目にしたときは、心臓が止まるかと思うほどヒヤリとしました。
そんな経験から、ベッドサイド手すりを導入したところ、本人が自力でしっかり手すりを握り、支えを使いながら落ち着いて動作できるようになりました。
その結果、転倒リスクはもちろん、本人の自尊心や自立意識を守ることにもつながったのです。
また、介護者側も無理に支える必要がなくなるため、腰痛リスクを減らすことができ、精神的にも身体的にも負担がぐっと軽減されました。
夜中にふと起きたときも、手すりがあることで安心感が違います。ベッドサイド手すりは、夜間の安全確保と自立支援の両面で、非常に価値のあるアイテムだと私は強く感じています。
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この折りたたみ手すりのおかげで、夜中にベッド脇でふらつく心配が一気に減りました。
私が使ってみて感じたおすすめポイントはこの5つです。
●90°折りたたみ式
日中は邪魔にならずスッキリ。夜はワンタッチでがっちり固定できるので、手間なく安心です。
●高さ調整可(96~102cm・4段階)
体格やベッドに合わせてジャストフィットさせることができます。
●大容量メッシュポケット
意外と便利で、リモコンやスマホ、眼鏡などをまとめて収納できるため、ベッド周りがすっきり片付きました。
●高品質ステンレス製で耐荷重150kg
片手で体重をかけてもぐらつかず、起き上がり時の不安感がゼロになりました。
●工具不要・固定ベルト付き
すぐに設置出来て、穴あけ不要なので安心して使えました。
ひとつ注意するとすれば、幅が34.5cmとスリムなため、体重を横方向に強くかける方にはやや狭く感じるかもしれません。
うちではマットレスの中心寄りに差し込むことで、ぐらつきなく快適に使えています。
簡単に設置できて、夜間の「転倒リスク」も「介助コール」も大幅に減ったので、夜間の介護をラクにしたい方には本当におすすめです。
4. 介助ベルト(移乗サポートベルト)
介護者が腰に過剰な負担をかけずに、抱え上げや立位保持を安全かつスムーズに補助できるのが介助ベルト(移乗サポートベルト)です。
特に夜間のトイレ介助は、介護される側も急いで立ち上がろうとするため、無理な体勢になりやすく、転倒や腰痛を引き起こすリスクが高まります。
私自身、家族を支えようとした際に、咄嗟に抱きかかえてしまい、翌日激しい腰痛に悩まされた経験があります。
介助ベルトを使うようになってからは、本人の身体をしっかり固定しながら適切な姿勢で支えられるようになり、転倒防止だけでなく、介護者自身の体を守るためにも非常に役立つと実感しました。
特に移乗や立位保持を必要とする介助では、少しの油断が大きな事故に繋がることもあるため、介助ベルトの存在は心強いサポートとなります。
慣れてくると、本人も『支えられている』安心感から、動作がより安定し、介助全体がスムーズになるのを感じました。
夜中のトイレ介助では、ぜひ取り入れてほしい必須アイテムの一つです。
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夜中のトイレ介助で一番怖いのは、立ち上がりから最初の一歩だと思います。
私自身も何度かヒヤリとした経験がありますが、こちらを使い始めてから、その不安がぐっと減りました。
このベルトは、腰と股をしっかりホールドする設計になっていて、ふらつきや転倒のリスクを大きく軽減してくれます。持ち手が7か所に付いているので、前後左右どこからでもサポートしやすく、体格差のある方の介助でも驚くほど安定しました。
内側にはソフトなクッションが入っており、細身の高齢者でも肌への負担が少なく、痛みや違和感を訴えることがほとんどありません。夜中の急なトイレコールでも、ワンタッチバックルで30秒もあれば装着できるので、慌てず対応できるのも大きなポイントです。
実際に使ってみて、階段の昇り降りでも体をしっかり支えてくれる安心感を実感しました。特に、股下ベルトがあることで、上体が後ろに倒れる心配がかなり減ります。腰にかかる負担も少なくなり、私も腰痛を悪化させずに介助を続けられています。
ウエストサイズ85〜115cm、耐荷重150kgまで対応しているため、大柄な方でも安心して使えます。
「滑る・抱えきれない」そんな不安を感じたことがある方には、ぜひ一度試してほしい介助ベルトです。
5. 防水・吸水トイレマット
ポータブルトイレの周囲に防水・吸水トイレマットを設置することで、万が一の漏れやこぼれた際にも床をしっかり保護することができます。
床材の痛みやにおいの付着を防ぎ、掃除の手間を大幅に削減できるのが大きなポイントです。
私自身、介護中にポータブルトイレを使用している家族が夜中に少しずつトイレの外にこぼしてしまうことがあり、そのたびに床掃除に追われた苦い経験があります。
防水マットを敷くようになってからは、マットを取り替えるだけで済むため、夜間の手間や精神的負担が劇的に軽減されました。
また、衛生面でも大きな安心感を得られました。
使い捨てタイプを選べばさらに手軽に清潔を保てるので、忙しい介護生活の中でも非常に重宝しています。
夜間の介助をスムーズにするための”縁の下の力持ち”として、ぜひ取り入れていただきたいアイテムです。
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夜間のポータブルトイレ使用時、床がポタポタ濡れてしまうので、毎朝の床掃除からスタートする日々でした。
そんなときに出会ったのが、この汚トイレ美化マットです。
使い方は簡単で、トイレ脚をまたぐようにマットを一枚敷くだけです。朝になっても床が濡れておらず、雑巾もモップも不要です。夜間のトイレ後片づけが一気に楽になりました。
また、滑り止め加工のおかげで起き抜けの立ち上がり時にも足元が安定します。
便器前をピタッとカバーしやすい大きさになっていて、必要に応じてL字に重ね敷きできるのも便利です。日本製の抗菌・防臭素材を使用しているので、衛生面でも安心感があります。
毎晩取り替えても、1週間分しっかりストックできます。
夜間ケアの負担がぐっと軽くなりました。
【夜中のトイレ介助・活用手順】
夜中のトイレ介助をより安全かつスムーズに行うためには、単に道具を揃えるだけでなく、それらを実際にどのように活用するかが重要です。
夜間はどうしても寝ぼけていたり、視界が悪かったりと、普段なら問題ない動作でも大きなリスクにつながりかねません。
加えて、介護する側も夜間帯で集中力が低下しているため、できる限りシンプルで確実な手順を整えておくことが求められます。
私自身、介護生活の中でこの”段取り”の重要性を何度も痛感しました。
特に、夜中のトイレ移動時に焦ってしまうと、本人も介護者も思わぬ事故につながることがあります。
だからこそ、事前に準備できるものは徹底的に整え、動線をできるだけ短く、安全性を最大限に高める工夫が必要です。
ここからは、これまでご紹介した5つの道具をどのように配置し、活用していくべきかについて、私自身の経験を踏まえた実践的な手順をお伝えしていきます。
ベッドサイドにポータブルトイレを設置する
ベッドから離れることなくトイレを利用できる環境を整えることで、夜中の転倒リスクを大幅に低減します。
特に足元が覚束ない高齢者や、夜間に視覚が低下しやすい方にとっては、ベッドサイドトイレが大きな安心感をもたらします。
私自身、家族の介護に携わった際、夜間にトイレに向かうために寝ぼけたまま廊下を歩かせることがどれほど危険な行為かを痛感しました。
特に冬場は寒さで体がこわばりやすく、ちょっとした段差でも大きな事故につながるリスクがありました。
ベッドサイドにポータブルトイレを設置したことで、本人の安心感が高まり、何より介護者側の不安や負担も劇的に軽減されました。
『すぐ隣にトイレがある』という心理的な余裕が、夜間の安全性を大きく向上させると実感しています。
転倒事故を未然に防ぐためにも、また本人の尊厳や自立心を尊重するためにも、ベッドサイドにトイレ環境を整えることは非常に意義深い対策だといえるでしょう。
ベッド脇にセンサーライトを配置する
夜中に目が覚めた際、スイッチを探すことなく、やわらかな灯りが自動で足元を照らしてくれます。
これにより、暗闇の中で手探りになってしまうリスクを避け、転倒防止につながります。
強すぎない光量は、目への刺激を最小限に抑える設計になっているため、まぶたを必要以上に覚醒させることがなく、再び自然に眠りにつくことが可能です。
私自身、家族の介護をしていた中で、夜間にライトをつけたときの強い光で一気に目が覚めてしまい、そこからなかなか眠れなくなるトラブルを何度も経験しました。
人感センサー付きナイトライトを導入してからは、立ち上がった瞬間だけふわっと必要な分だけ灯りがともるため、本人も落ち着いてトイレに向かうことができ、介護者である私自身も心から安心できるようになりました。
特に、寝起き直後の体のふらつきや、視覚情報の混乱を防ぐ意味でも、やわらかな光は非常に重要です。夜間の安全確保において、センサーライトは欠かせない存在だと痛感しています。
ベッドサイド手すりを取り付ける
ベッドからの起き上がり、立ち上がりを安全にサポートするためには、専用の手すりを設置することが非常に効果的です。
これにより、本人が自力で体を支えながら動作できるようになり、安定感が格段に向上します。
特に足腰が弱っている方にとっては、手すりの存在が大きな安心材料となり、起き上がり時や立ち上がり時のふらつきや転倒リスクを大幅に低減できます。
私自身、家族の介護をする中で、最初は支える側が手を貸して無理に引き起こしていたため、本人も怖がり、介護者の腰にも負担がかかっていました。
しかし、ベッドサイド手すりを設置してからは、本人が自分のペースでゆっくりと起き上がることができるようになり、自信を取り戻していく姿を見ることができました。
介護者側も必要以上に身体を酷使せずに済み、両者にとって非常に大きなメリットがありました。
本人の自立心を促し、転倒予防と介護者の負担軽減を同時に実現できるベッドサイド手すりは、夜間のトイレ介助を安全に行うための心強いサポートアイテムです。
介助ベルトを装着してサポートする
立ち上がりや移動の際には、必要に応じて介助ベルトを使用します。
介助ベルトを使うことで、無理な姿勢で支え合うリスクを避けることができ、介護される側も安心して体を預けることができます。
特に夜間は、双方ともに意識がぼんやりしやすいため、しっかりとした補助具があることで事故リスクを大きく減らすことができます。
私自身、介護をしていた際に、夜中に焦って支えようとして自分の腰を痛めてしまった経験があります。
体をうまく支えられず、かえって危ない思いをしたこともありました。
介助ベルトを使うようになってからは、腰をしっかりと固定できるため、支える側もされる側も格段に安心感が高まりました。
本人も『ベルトがあると安心できる』と話してくれたことがあり、このアイテムの重要性を改めて実感しました。
介助ベルトは、夜間の介護を少しでも安全・快適にするために、ぜひ取り入れていただきたいアイテムです。
ポータブルトイレ周囲に防水マットを敷く
夜間のトイレ介助では、予期せぬトラブルに備えておくことがとても重要です。
万が一の漏れやこぼれにも備え、ポータブルトイレの周囲には防水・吸水マットを敷きましょう。
これにより、床の汚れや濡れを未然に防ぎ、掃除負担を大幅に軽減することができます。
水分や汚れが床材に染み込むと、においや衛生環境の悪化にも直結するため、特に注意が必要です。
私自身、介護をしていた家族が夜中にトイレ使用中、わずかにこぼしてしまう場面を何度も経験しました。
防水マットを敷く前は、都度深夜に床掃除をしなければならず、肉体的にも精神的にも大きなストレスとなっていました。
しかし、防水マットを活用するようになってからは、汚れた箇所だけをすぐに取り替えられるため、掃除の手間が劇的に軽減し、夜間介護全体がずっと楽になりました。
使い捨てタイプのマットであれば、毎回清潔な状態を簡単に保てるので、感染症対策の面でも非常に効果的です。
夜中の安心・安全を守るためにも、防水・吸水マットは欠かせない存在だと強く感じています。
これら5つの道具を組み合わせて活用することで、介助者・介護される方双方の負担が劇的に軽減され、夜間のトイレ介助がぐっと安心・安全なものになります。
単体でも十分効果のあるアイテムばかりですが、実際に組み合わせて使うと、それぞれの役割が互いに補完し合い、より高い安全性と効率性を生み出します。
私自身、家族介護を行う中で、これらの道具を段階的に導入していくたびに、夜間介助に対する不安が少しずつ和らいでいくのを実感しました。
特に、ポータブルトイレとセンサーライトの組み合わせ、さらにベッドサイド手すりを加えたことで、本人が自力で安全に行動できる範囲が広がり、介護者としても精神的な余裕が生まれました。
介護は一人で抱え込まず、適切なツールを味方につけることがとても大切です。
道具をうまく活用しながら、無理なく、そしてできるだけ快適な夜間介助を目指していきましょう。
夜中のトイレ介助における負担軽減と安心確保のために
私自身、長年家族介護に携わってきた中で、夜中のトイレ介助が最も大きな課題のひとつだと感じていました。
特に冬場は、寒さによって筋肉がこわばり、眠気で注意力も低下しているため、わずかな移動でも転倒のリスクが高まります。
深夜に廊下を歩かせるのは、本人にも介護者にも精神的な緊張を強いるものでした。
そこで導入したのが、今回ご紹介した5つのアイテムです。
特にベッドサイドポータブルトイレを設置したことで、夜中の不安が大幅に軽減され、家族も介護者も安心して過ごせるようになりました。
また、人感センサー付きナイトライトやベッドサイド手すり、介助ベルト、防水マットを組み合わせることで、安全性と快適性が格段に向上しました。
今ではこの5点セットを常に活用し、夜間のトイレ介助に対するストレスを最小限に抑えられています。
介護をする中で最も大切なのは、介護される方だけでなく、介護する側の心身の負担を軽減することだと実感しています。
もし同じような悩みを抱えている方がいれば、ぜひ一度取り入れてみてください。必ずや大きな安心感を得られるはずです。